映画日記

観た映画についてつらつらと

回路

本日は現在YouTubeで2週間限定公開されている「回路」についてだ。

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あらすじはこちら。

 

大学生の川島亮介(加藤晴彦)は興味本位で「幽霊に会いたいですか?」と書かれたサイトにアクセスしてしまう。すると彼の身辺では奇妙な事件が起こり始め、次々よ黒い影を残して消えていく。次第に日常が崩壊していく中で、亮介は工藤ミチ(麻生久美子)と出会い、逃避しようとするのだが……。

 

 

本作は2001年に公開されたということもあり、所謂日本のホラー特有の少しセピアがかった画質になっている。

噂ではかなり怖いと聞いていたので気になって観てみたのだが正直そこまで怖くはなかった。

前半部分はかなり怖かったがその後失速していったように感じる。

 

突発的な怖さもあまり無く、ただ何か起こりそうという雰囲気や緊張感が終始続くような感じだ。

 

内容も正直あまり理解出来ず若干消化不良で終わってしまった。

 

本作を観て感じたことは2001年ってこんな昔だったのか?である。

2000年代と聞くとごく最近の様なイメージだが映像や出てくる役者、そしで風景を見るとやはり20年以上も前なのだと現実を突きつけられてしまう。

時の流れは残酷だ。

 

また、役所広司の使い方が贅沢すぎる。

メイン所を務めるのかと思いきやトータル出演時間は恐らく10分程度だったのではないだろうか。

今でこそあんな大御所だが当時はそうでもなかったのか?

いやそんなはずはないだろう。

 

何にしても個人的にはあまり好みな映画ではなかった。

機会があればまた別の黒沢作品も観てみたい。